ご自宅での食習慣や歯みがき習慣をチェックしてみて下さい。
お子様を虫歯から守るためには、毎日のケアの他に、虫歯の発生に関する正しい知識を持つことが大切です。
虫歯菌の感染を防ぎましょう
赤ちゃんのお口の中には虫歯菌が存在しないのをご存知でしたでしょうか？
虫歯菌は、虫歯がある大人から子供に感染します。
スプーンやお箸の共有などで、大人から子供のお口に感染してしまう場合がほとんどです。
同じ生活をしていても、虫歯になりやすい人となりにくい人がいます。体質的に歯が弱い人もいますが、虫歯になりやすい人のほとんどはまだ幼いうちに虫歯菌に感染した方なのです。
大人からの虫歯菌感染を防ぐために、取り分け用のお箸を使用するなど、工夫を施してみましょう。
甘いものの食べ過ぎ・飲み過ぎに注意です
歯垢（プラーク）の中に潜んでいる虫歯菌は、お口の中の糖分を栄養として歯を溶かす酸を出します。
糖分が多量に含まれているジュース類やスポーツ飲料はなるべく避けましょう。もちろん甘いお菓子類も同様です。
おやつの食べ方を考えたり、１日に何回も飲んだり食べたりしないような予防法を学ぶことをおすすめします。最近、ペットボトルでジュースなどを飲むことによる虫歯が増えています。
食べたり飲んだりした後は、すぐにうがい・歯みがきをするように習慣づけましょう。
仕上げみがき・定期検診を受けましょう
大人でもみがき残しが出てしまう歯みがきですから、子供はなおさらです。小学校低学年くらいまでは、親が仕上げみがきをしてあげましょう。
また、大人と同様かそれ以上に、歯科医院での定期検診で予防歯科治療を受けることがとても大切です。
小さい頃から予防歯科治療を受けていれば、虫歯になることはほとんどありません。
クリーニングだけではなく、フッ素塗布などをして虫歯菌に強い歯を作ることも大事です。
定期的に歯科医院に通うことにより、お子様自身に歯の健康に対する意識が芽生える効果も期待できます。
