乳歯のうちから虫歯にならないようにするのが大切です。
お子様のうちから適切なケアを行うことにより、後々の重篤な虫歯や歯周病を防ぐことが可能です。
そのため、エンクル歯科ではお子様が持ちがちな「歯医者さんは痛くて怖いところ」という思いを払拭できるように柔軟な対応を心掛けています。
抜けてしまうから放っておいても大丈夫…と思っていませんか？
お子様の乳歯が虫歯になっても、どうせ抜けてしまうから大丈夫と思っていませんか？
永久歯は乳歯が抜けた後すぐに生えてくるわけではありません。
歯の根が3分の2以上出来上がったタイミングでしか生えてこないのです。
そのため、虫歯の乳歯を抜いてしまったら、しばらくの間は歯がない状態になってしまいます。
実は乳歯には、ものを噛むということの他に、「永久歯が正常に生えてくるスペースを確保する」という重要な役割があります。乳歯が全て揃っていて、適切な時期に抜けることにより、顎の骨が正常に成長して永久歯が生えてくるスペースが確保されます。
その時期に歯のない状態が長く続いてしまうと、顎の劣成長を招くことになり、永久歯が生えてくるスペースが足りなくなってしまいます。
しかし、永久歯は生えてこないといけないため、正常な場所以外のところから生えてきてしまいます。
「歯並びが良くない」ことの原因は、実はこの「正常なスペースが足りない」ということにあります。
乳歯の虫歯は進行がとても早いのが特徴です。
大人の歯に比べて自覚症状が少ないため、痛みを訴える頃には神経まで進んでいるような重い状態になっていることもあります。
お子様の虫歯に気づいたら、すぐに歯科医院で診療してもらうことがとても大切なのです。
